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取材日記

2026.06.09
NEW!

雪国型ZEH基準の環境分譲地に暮らす

施主様
柏崎市Aさん
施工業者
株式会社BANhome

● DATA

場所 ZEH種類 外皮性能
UA値
一次エネルギー消費量削減率 気密性能
C値
太陽光発電設備
省エネのみ 再エネ等含む
5 ZEH Oriented 0.32 35% 35% 0.25

高性能なセミオーダー住宅で一年中、快適に

この「柏崎エコタウン」は建物や景観に一定のルールがあるとか?

BANhome代表 佐藤眞弘さん(以下佐藤さん):一般的な分譲地とは異なり、例えば景観については中央に緑道、南側に公園と緑あふれる環境に。また、統一感ある街並みのために、外壁の素材や色に一定のルールが設けられ、エアコンの室外機や物置を道路側に置かない、敷地の境界にブロック塀やフェンスを立てないなどの決まりがあります。さらに、エコハウスの専門家が監修していて、雪国型ZEHが定めているUA値などに準ずる性能を持つことも条件になっています。「住まう人がいかに心地よく暮らせるか」がテーマだそうです。
施主Aさん(以下Aさん):BANhomeさんから「こういうユニークな分譲地があります」と紹介されたのがきっかけです。生活に便利なエリアで、しかも環境に対する考え方にも賛同できた。それで分譲地の一角を購入し、設計を始めてもらいました。

自然素材である木を使った外壁は、分譲地のルールにも適応している。

もともと、高性能や雪国型ZEHの基準に興味を持っていたのですか?

Aさん:日当たりや部屋からの眺めは大切にしていました。ただ、間取りや性能については基本的にお任せ。以前住んでいた家が、昼間でも電気をつけなくてはならなかったり、結露がすごかったりしたので、建てるなら最低限、それはクリアしたいと伝えました。
佐藤さん:まず、方角や視線の抜けを考えて大きく開口を切り、日差しを家の中の隅々まで届かせる設計にしました。さらに高気密・高断熱にすることで、冬暖かく夏涼しいだけでなく、結露も防げるような構造に。A様邸で採用したセルロースファイバーは古紙を再利用した断熱材で、呼吸する壁になることから結露対策にも効果的です。

BANhome代表 佐藤眞弘さん

会社としては、いつから雪国型ZEHに取り組んできましたか?

佐藤さん:以前から高気密高断熱な家づくりを進めてきたので、当社の標準仕様で、雪国型ZEHの基準はクリアできています。A様邸については、1年ほど前から展開しているセミオーダー住宅ブランド「4+(プラス)」。無駄を省いたシンプルな設計にすることで、フルオーダー住宅に比べて価格を抑えながら、高性能は確保しています。こちらの家では、エコタウンのルールである雪国型ZEHの基準に沿うよう、さらに気密断熱性能をアップ。具体的には壁と天井の断熱材、セルロースファイバーを1.5倍の厚さにし、内側は付加断熱に。自然素材を使っているセルロースファイバーは呼吸できる家になり、家が長持ちするというメリットもあります。

和室までつながる大空間、リビング階段でも高断熱によって一年中、快適。

実際に住んでみていかがですか?

Aさん:家の中は隅々まで明るく、結露はまったくありません。断熱性能のおかげで暖房の効きがとても良く、大寒波の時も1階のエアコンだけで家じゅう快適でした。オーダーで加えた1階の和室も、念願だった2階の子ども部屋も、どの空間も同じように暖かく暮らしやすいですね。光熱費も抑えられて、冬季は24時間つけていますが、今より狭かった前の家より電気代が安くなりました。

総二階の建物に、下屋として和室をプラス。
キッチンに立つと、リビングの向こうに和室が見える。

新潟の家づくりにおいて、雪国型ZEHの必要性はどのように考えますか?

佐藤さん:新潟県が定める雪国型ZEHは、国のZEH基準より厳しくなっていますが、冬は雪が多くて寒く、夏も厳しい新潟には、このくらいの目安が理に適っていると思います。明確な指標があると、新潟の家全体のボトムアップにもつながるはず。一棟一棟で高性能に取り組むのはもちろんですが、このエコタウンのように、一定のレギュレーションを前提に開発することも、ますます必要になっていくのではないでしょうか。先導的な役割を果たすことで、土地としての価値も高まっていく期待も持てます。

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BANhome
〒945-1353 柏崎市平井3378
TEL:0257-24-1116
https://banhome.jp