降雪量の多い寒冷地に適した家づくり
ZEHに取り組まれたのはいつからですか。
穐谷建築事務所 代表取締役 穐谷勝浩さん(以下 穐谷さん):前職で全国規模のハウスメーカーに20年ほど勤務していました。北海道や東北地方をベースとした、寒さに強い高断熱の家づくりを経験。寒冷地には高断熱の家が適していることは分かっていました。
17年前に独立し、地元の長岡市に事務所を構えました。降雪量が多く地震が起きやすい新潟の地域性に合わせて、断熱性能が高く、許容応力度計算は積雪1.5メートルで「耐震等級2」をベースにした構造の住宅を手掛けています。
屋根の積雪や強風に耐える強度や省エネルギー率、断熱性など、柱や鉄筋1本ずつ徹底的に計算するので、関係各所に申請する書類が1000ページ近くになることも普通。 施主さんはこちらを信頼して建物の構造や性能を任せてくださるのですから、住んでいて安心な建物をつくるのは私たちの責務です。

ZEHを実現するうえで工夫されていることは。
穐谷さん:施主さんの予算内で、できるだけ性能を上げるのがこちらの腕の見せどころです。費用対効果と、ランニングコストで初期費用分を取り返せるよう、いい意味での「中庸」を心掛けています。しっかりとした仕様を作ったら、当然ですが現場でそれを反映させる。細部まで手を抜くことがないのも、私たちの仕事では当たり前のことです。

ZEHの良さは。
穐谷さん:家の中が同じ温度なのは気持ちがいい。温度のバリアフリーで家での時間がよりリラックスできますし、冬のヒートショックなどの防止にもなります。
施主さんに経済的な無理をさせない範囲で実現できる高性能で心地よい家を目指していますので、お気軽に相談していただきたいですね。

夏も冬もストレスフリーで過ごせる家
ZEHは最初から希望されていたのでしょうか。
市村さん:いや、穐谷さんに勧められたからです。最初、ZEHはよく分からなかったですね。穐谷さんとは仕事でお付き合いがあり、この人なら安心して任せられると設計をお願いしたところ「家具と違って構造や断熱は後から簡単に変えられない。新築時にZEHにしないと後悔する」と言われて決めました。

住み心地はいかがですか。
市村さん:今年の4月から住み始めましたが、どの部屋も同じ温度で快適です。以前はアパートで、夏はエアコンをつけてもすぐ冷えないし、窓を開ければ熱風。冬は閉め切って暖房しても寒かった。今年の冬は暖かく過ごせそうです。オール電化ですが、光熱費も想定したほどはかからないですね。

普段は家でどんなふうに過ごされていますか。
市村さん:平日は屋外の現場仕事が多いので、家に一歩入っただけで心地よい空気に包まれるとほっとします。

市村さん:夕食後は、寝るまでリビングのソファでくつろぐことが多いかな。休日は趣味の釣りに行ったり、デッキから通じる庭で畑仕事をしたりしますが、外から戻って家で休む時、屋内が適温なので疲れが取れやすい気がします。

市村さん:釣り仲間が遊びに来て「間取りもいいし、気持ちのいい家だね」と褒めてくれました。穐谷さんの言う通りZEHにして良かったです。
(令和8年4月1日 新潟日報sumica 新潟日報社提供)

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